藤井聡太さんにあやかろう。

こんにちは。じいたんです。
昨年は藤井聡太さん(段を書くとすぐに古くなりますから)の大活躍で将棋界がにぎわいました。
私も5歳の孫に将棋を教えようかと思っていましたら、婿さんのお父さまがすでに教え始めているようですので、そちらはお任せすることにしました。

藤井聡太さんの対局は私もほとんどを生で見てきましたが、強いというよりも、すでに新たな将棋のパラダイムシフトを行っているという次元ですね。しかもあの落ち着きぶり。年齢に関係なく、ひとつの道をずっと究めてきた人は、人間性も磨かれるのだなと感じます。

藤井さんの一番羨ましい点は、生涯打ち込めるほど興味のある世界に5歳にして出会えたということでしょう。
子どもの可能性は無限ですが、どんな道がその子に適した道かを見極めることはなかなかできません。ですから、少しでも多くの体験をさせてあげるということが大切なのだと思います。
子ども用に用意されたものより、大人といっしょにできるものがいいのではないかと思います。大人が対等につきあってくれるものほど子どもは好むからです。

写真の孫たちはすでにスマホを上手に扱います。スマホに夢中になると将来勉強などがおろそかになると心配される方もいるでしょう。でも、彼らにとってスマホはネイティブの情報ツールです。それが使えないのではかえって不自由をするというのが私の考えです。それを心配するより、リアルな世界にたくさんある魅力的なことをどんどん体験させる方が大切だと思います。

だってスマホでおいしそうなものを眺めるより、自分たちで作って食べた方が楽しいではないですか。
それが大人が用意できる最良の人生ガイドなのではないでしょうか。