みんトモ日本一決定!大賞・優秀賞校の活動紹介

平成28(2016)年度は、活動報告をよせてくださった学校(団体)の中から、特にアイデアにあふれた取り組みで効果をあげている3校を表彰しました。

④嘉瀬小 あいさつ運動

大 賞 佐賀県 佐賀市立嘉瀬小学校

手から手へ、「あいさつタッチ」で元気をつなぐ

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⑤大倉山小 Wアイ

優秀賞 北海道 札幌市立大倉山小学校

「W(ダブル)アイ」わかりやすいキャッチフレーズで、あいさつ運動が急加速

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③布施小 校内放送

優秀賞 千葉県 布施学校組合立布施小学校

各委員会が協力して、ハートあふれるあいさつ運動に!

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手から手へ、「あいさつタッチ」で元気をつなぐ

手から手へ、「あいさつタッチ」で元気をつなぐ

【 大 賞 】 佐賀県 佐賀市立嘉瀬小学校

【あいさつ運動概要】

  • 主体:計画委員及びたてわり班
  • 頻度:毎日(計画委員週4日、たてわり班週1日)

嘉瀬小学校ってどんなところ?

②嘉瀬小 佐賀バルーンフェスタ有田焼、伊万里焼など焼き物で有名な佐賀県。
最近では、熱気球の国際大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の開催でも有名です。
嘉瀬小学校は、このバルーンフェスタ会場の近くにあり、毎年色とりどりのバルーンを間近に見ることができるそうです。
また、児童数は少な目ですが、毎年地域の方と合同で運動会を開催するなど、地域との交流が活発な学校です。

「あいさつタッチ」とは?

嘉瀬小学校のあいさつ運動の特長は、なんといっても「あいさつタッチ」とよばれる、ハイタッチをしながらのあいさつです。
あいさつがあまり得意ではなかった子どもたちのため、「手から手へ、元気を分け与えるあいさつタッチ」を先生が発案。
このおかげで、だんたんと元気にあいさつができる児童が増え、今ではすっかり習慣となり、地域の見守り隊の方やPTAの方とも「あいさつタッチ」をするようになりました。

④嘉瀬小 あいさつ運動③嘉瀬小 地域の人とあいさつタッチ

また、元気にあいさつタッチを返してくれた子は、その日の校内放送で発表します。20回放送されると、全校朝会で表彰するなど、やる気を継続させる工夫もしています。

あいさつ運動の効果をインタビュー

計画委員が児童や先生方に、こうしたあいさつ運動の効果をきいてみると、「すがすがしい」、「明るくなる」、「(あいさつした人と)仲良くなった気がする」、「自分を知ってもらっている」などの感想がありました。また、地域の方からは「心がやわらかくなった気がする」との声をいただいたとのこと。

手と手が触れ合うことで、人のぬくもりを感じ、よりその人が身近に感じられるようになるのでしょう。そしてなにより、朝からテンションが上がって楽しそう!きっと地域の方も児童の皆さんに、元気をたくさんもらっているのだろうなあと感じました。

 

祝!「あいさつ日本一」 全国表彰式にて表彰と活動発表

平成28(2016)年11月26日(土)「小さな親切」全国表彰式にて、大賞に輝いた同校を表彰し、賞状と副賞の大漁旗を贈呈しました。表彰後は、計画委員の丸田ちひろさん(6年・当時)と、池田美葵さん(5年・当時)が活動発表をしてくれました。
パワーポイントを使用した発表は、とてもよくまとまっていて、活動の様子を詳しく知ることができました。
また、二人は少し緊張していたようですが、堂々と落ち着いた話しぶりでした。これも毎朝、人前であいさつを続けている成果の一つなのかな、と感じました。二人は、「大賞受賞は驚いたけれど、続けてきてよかった」「これからも、あいさつで地域の方と触れ合いたい」と話してくれました。

「W(ダブル)アイ」わかりやすいキャッチフレーズで、あいさつ運動が急加速

「W(ダブル)アイ」わかりやすいキャッチフレーズで、あいさつ運動が急加速

【 優秀賞 】 北海道 札幌市立大倉山小学校

【あいさつ運動概要】

  • 主体 児童会
  • 頻度 週3回

大倉山小学校ってどんなところ?

②大倉山小 ジャンプ台札幌。1972年にこの地で冬季五輪が行われ、日の丸飛行隊が日本を沸かせました。
それから、45年が経過した現在もここは日本のジャンプ競技の中心です。
札幌市郊外の大倉山の周辺には、大倉山ジャンプ競技場、宮の森ジャンプ競技場などが点在しています。小学校のすぐ裏手には、主に小中学生がジャンプを練習する荒井山シャンツェがあります。

寒さに負けない元気なあいさつ

③大倉山小 投稿風景札幌市は200万人の大都市ですが、降雪量がたいへん多い都市。大倉山小学校の周りも、冬は雪がどっさり降り積もります。
同小学校の類家(るいけ)斉(ひとし)校長先生にとっても、雪の対策は悩みのひとつです。

「道幅は狭くなりますし、坂道が多いので、登下校時の安全には一番気を使いますね」

山の斜面にある学校ですので、校門前の道も上り坂。

ロードヒーティングが設置されていますが、完全に溶けるまではいきません。

そんな雪国ならではの課題がある中、取材日の朝は零下9度でしたが、子どもたちは元気に通ってきました。

④大倉山小 あいさつ運動坂道の上で待ち受けているのは児童会のメンバーです。

「おはようございま~~す!」

メンバーの元気な声に呼応して、あいさつをしながら続々と坂道を登ります。

児童会のメンバーに聞くと、「一学期のあいさつ運動開始当時は、あいさつを返してくれる子が3割くらいだったけれど、今はすごく増えてうれしい」ということでした。また、あいさつを返す子どもたちは、みな笑顔をこちらに向けています。

オリジナルのキャッチフレーズを活用

⑤大倉山小 Wアイ実は、同小学校のあいさつ運動には“『W(ダブル)アイ』愛をこめて、目(アイ)を見て』”という合言葉があるのです。これも児童会の発案です。目と目をあわせてのあいさつができているのは、その成果が出ているのでしょう。各教室には、オリジナルの「Wアイ」ポスターが掲示されていました。

ご担当の太田智子教諭のお話では「学年が異なっていても、いっしょに遊んだり、声をかけあったりする姿が増えてきた」そうです。あいさつ運動に、子どもにもわかりやすいキャッチフレーズをつけるというのはとてもいいアイデアだと感じました。

えええ! 校長先生と教頭先生がPPAP?

大倉山小学校には12月に「ブックフェスティバル」というイベントがあります。本に興味を持ってもらうため、保護者や先生が演劇や音楽、ダンスなどを披露するイベントなのですが、保護者や先生の熱の入れようがすごいのです。
1ページがたたみ一畳分くらいある紙芝居を作って朗読したり、パントマイムを影絵として演出して見せたり。中でも驚いたのは、類家(るいけ)校長先生と冨波(とみなみ)教頭先生による「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」。ほとんど練習はしてないそうですが、なかなかのノリで子どもたちも大はしゃぎしていました。
子どもたちに喜んでもらいたいという、保護者と先生方の愛情を強く感じるイベントでした。

各委員会が協力して、ハートあふれるあいさつ運動に!

各委員会が協力して、ハートあふれるあいさつ運動に!

【 優秀賞 】 千葉県 布施学校組合立布施小学校

【あいさつ運動概要】

  • 主体 代表委員会(各委員会の代表)
  • 頻度 毎日

布施小学校ってどんなところ?

②布施小 御宿海岸布施小学校のある、千葉県夷隅郡御宿町は、童謡「月の沙漠」のモチーフとなった御宿海岸がある町です。太平洋からの風が心地よく、ゆったりとした風情があって、観光地としてはもちろん、都会からの移住者が多い町としても有名です。布施小学校は、その御宿町とお隣のいすみ市が出資する布施学校組合による、全国でも珍しい組合立小学校(全国12校/平成28年度現在)です。

 それぞれの持ち場であいさつ運動

③布施小 校内放送布施小学校のあいさつ運動の特長は、学校の各委員会が連携して「あいさつ運動」に取り組んでいることです。例えば、放送室には他の委員会の代表が集まり、それぞれが校内放送を行います。

「今日、一日を元気に過ごすために、笑顔で心をこめてあいさつをしましょう」

これは、保健給食委員会からの朝のメッセージ。お昼になると、「ごちそうさまを言いましょう」などに変わります。体育安全委員会からは廊下を歩くときの注意事項が語られ、図書委員会からは友だちと仲良くすることと、おすすめの図書の紹介などがあります。同校の吉野康彦校長の話では、これらは子どもたちが自主的に相談して決めたことだそうです。

④布施小 あいさつ運動登校してくる児童へのあいさつは、計画・放送・JRC委員会のメンバーが中心になり、玄関内に並んで一斉に、「おはようございます」の声をあげていました。
ちょっと不思議なことに、教室に行ってランドセルをおろした児童たちが、どんどんその列の中に加わっていくのです。
同校は、58名という児童数ですが、最後はその半数くらいが声をあげていました。
中には、見守っていた吉野校長の肩をもみ始める児童もいて、見ていて微笑ましい様子でした。

感動!「小さな親切」を発見

⑤布施小 靴をそろえる児童さらに、ほろっときた光景がありました。あいさつ運動が終わったあと、代表委員たちは下駄箱に向かい、みんなの靴がきれいに収まっているかを確認しているのです。

両手で大事そうに靴を揃えている様子に心を打たれ、さすがは優秀校!と思った光景でした。

購買委員会も活躍

購買のある小学校はめずらしいですよね。
学校のまわりにお店が少ないので、布施小学校には購買があり、文房具などが購入できるようになっています。
購買を管理している購買委員会は、すべての教室をまわって「おはようございます!」とあいさつをしたあと、「これから購買をあけます」とお知らせします。その後、さっそく買い物をしにきた児童のため、てきぱきと開店準備に取りかかっていました。