函館の郵便局で
夏休みに私の父を誘って、私の次男と3人で函館へ旅行しました。
旅行の記念に貯金をしよう、と函館大町郵便局へ立ち寄りました。
それまでは天気の心配のない旅行だったのに、函館大町郵便局の中で貯金をしていると、 突然、外が真っ暗になり、ザーッと大きな音がして、外は大雨、暴風、まるで嵐のようでした。
驚いていると、函館大町郵便局の局長さんが「どうぞ、そこにある傘を持って行っていいですよ」と局の入口にある「郵便局」の札がついている傘を3本貸してくださいました。
「函館市内のどこの郵便局に返却しても結構です」と局長さん。
お陰で雨に濡れることなく、ホテルまで父と次男と3人で戻ることができました。
翌日は函館港からフェリーで青森県大間へ渡り、本州最北端の地を訪れ、お土産を購入しました。
最終日、父は「ホテルの前にある郵便局に傘を返して東京へ戻ろう」と言いましたが、私はどうしても函館大町郵便局へ傘を返しに行きたくて、市電に乗って傘を借りた函館大町郵便局へ行きました。
初日の局長さんがいたので、「傘を返しにきました。大雨だったので本当に助かりました」とお礼を言って青森県大間で購入したお土産を局長さんに渡して東京へ戻りました。
後日、「函館大町郵便局開局100周年」のボックスティッシュとお米が届いてびっくり!
すぐにお礼状を書いたところ、今度は津軽海峡フェリーから「函館~青森 往復乗船券当選」の封筒が届き10月に長男を連れて再び函館へ行くことにしました。
東京で「東京スカイツリー」のお土産を購入して、青森からフェリーで函館へ渡り、
翌朝の郵便局オープンと同時に函館大町郵便局へ入ると、局長さんが私の顔をみて
「澁谷さん!」
東京では郵便局の方と顔見知りになっても、なかなか名前までは覚えてもらえないのに、 8月に訪れて傘を借りただけの郵便局の局長さんが名前を覚えてくださっていたことに驚きました。
8月に続いて、10月にも記念貯金をさせていただき、局長さんにお礼を言って郵便局を出てきました。
函館大町郵便局のK局長さん、本当にありがとうございました。
リスのマークの局印と局舎マークの局印が押された郵便局の通帳と函館の思い出は私の大切な宝物です。
(東京都 澁谷さん)

