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	<title>公益社団法人「小さな親切」運動本部</title>
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	<description>できる親切はみんなでしよう　それが社会の習慣となるように</description>
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		<title>第36回作文コンクール入賞・入選作品-11　アップしました</title>
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		<pubDate>Mon, 20 Feb 2012 00:05:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kimura</dc:creator>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>

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		<description><![CDATA[作文コンクール受賞作品のうち、入選-11をアップしました！ →　第36回「小さな親切」作文コンクール　入選【中学生の部】-11]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>作文コンクール受賞作品のうち、入選-11をアップしました！</p>
<p><span style="color: #0000ff;"><a href="http://www.kindness.jp/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/1257"><span style="color: #0000ff;">→　第36回「小さな親切」作文コンクール　入選【中学生の部】-11</span></a></span></p>
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		<title>第36回「小さな親切」作文コンクール入賞・入選作品－11</title>
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		<pubDate>Mon, 20 Feb 2012 00:00:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kimura</dc:creator>
				<category><![CDATA[作文コンクール入賞入選作品]]></category>

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		<description><![CDATA[入賞【中学生の部】 靴をそろえる気持ちから 東京都　東京学芸大学附属国際中等教育学校　二年　神尾恵美 　「竜退治の騎士になりたければ、あなたが用をすませてトイレから出るとき、あな 　　たのはいたスリッパはもちろん、すべて &#8230; <a href="http://www.kindness.jp/activity/sakubunselectedsakubun/1257">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="color: #33cc33;">入賞【中学生の部】</span></strong><br />
<BR><br />
<BR><br />
<strong>靴をそろえる気持ちから</strong><br />
東京都　東京学芸大学附属国際中等教育学校　二年　神尾恵美</p>
<p>　「竜退治の騎士になりたければ、あなたが用をすませてトイレから出るとき、あな<br />
　　たのはいたスリッパはもちろん、すべてのスリッパを、つぎにつかう人がはきや<br />
　　すい向きに、きちんとそろえるのです。」</p>
<p>　「小さな親切」とはどういうことか……いろいろ考えていたとき、私はふと、以前に読んだ本『竜退治の騎士になる方法』（岡田淳作）に、こんなセリフがあったことを思い出した。<br />
竜とは、とげとげしたり、よそよそしかったりする、人々の心の象徴として登場する。夢のような世界で、竜を退治した騎士が言った言葉だ。スリッパをそろえながら、人の気持ちになって考えてみることが、とげとげした気持ちをなくしていくのではないか、と強く心に残る物語だった。<br />
「小さな親切」とは、相手の気持ちや状況をちょっと考えてみたときに、その人のためにやってあげられる心遣い、そして、それは人とのつながりの中で、みんなが心温かくなることだと思う。<br />
夏休みに、部屋の改装をするために、家に大工さんが来ていた。さまざまな道具や材料を手にかかえてくる大工さんは、靴をそろえることが困難である。そういうとき、母はいつも大工さんの靴をそろえ、次にはきやすいようにしていた。私は、靴が逆向きになっていることすら、気づいてなかったのに、母はそれに気づき、向きを直す心遣いをしていた。<br />
私は、自分の脱いだ靴でさえも、そろえることをよく忘れる。家に上がるとき、早く休みたいし、手もふさがっているし、つい忘れてしまう。気づくときもあるけれど、「面倒くさい」「また今度、気をつければいい」という気持ちに、負けてしまうのだ。翌朝、そろっている靴を何気なくはいて、学校に行っていたことに、私は気づいた。<br />
　また、いざ親切をしたいと思っても、勇気がなく、人の目が気になることがある。電車で、お年寄りに座席をゆずろうか……、行動できないでいたとき、前に座っていた若い男の人がさっと立って、さりげなく席をゆずっていたことに感動したことがあった。<br />
　なぜ、あんなにさりげなく自然にできるのだろうと、その人をしばらく見ていた。周りの空気が和やかになった感じがした。「親切をする」というのは、まず、自分の心を開く勇気がいるのだと思う。<br />
　次の人が使いやすいようにスリッパや靴をそろえるということは、後から使う人の気持ちを考えること。その思いやりや気持ちは、「小さな親切」の心のひとつだと思う。家族しかいない我が家で、靴やスリッパをそろえられないなら、もっと大勢の人の目があるところで、親切はできない。<br />
　まず、自分の靴、そして家の玄関にある靴をそろえることから、「小さな親切」をしていこう、と思う。</p>
<p><BR><br />
<strong>受け継いでいく「親切」</strong><br />
千葉県　専修大学松戸中学校　一年　赤石玲子</p>
<p>　「すいませんねえ。つつじ祭りに行きたいんだけど、根津神社ってどう行けばいいのかしら。」<br />
　「私もちょうどそっちまで行くので、一緒に行きませんか。」<br />
　「あら、ありがとう。」<br />
　それは、私が小学校六年生のときのことでした。私の家の近くにある根津神社はつつじの名所で、つつじ祭りの季節になると、近隣からたくさんの見物人が訪れます。この日出会った人たちも、そういった観光客らしく、手に観光マップを持ってウロウロしていました。根津神社に向かう五分程の道を、二人のおばさんと話しながら歩いて行きました。<br />
　神社の門の前でお礼を言われ、別れた私の背中ごしに、こんな言葉が聞こえてきました。<br />
　「今どき珍しい、いい子ねえ。」<br />
　そのときは、ほめられたことが嬉しく、親切にしてよかった、と思いました。しかし、だんだんと引っかかってきました。「今どき珍しい」って、さっきの行為は珍しいことなのでしょうか。自分では、ごく普通のことだと思っていたのに。<br />
　「今どきの子」は、こんなちょっとしたこともできない、と思われているのだろうかと、何だか憂鬱になってきてしまいました。<br />
　でも仮に、あの人たちが、若い人にあまり親切な行為を受けたことがないのだとしても、若い人に親切な心がないわけではない、と思います。単に、年上の人と話すのに、なれていないのではないか、と思います。<br />
　最近はマンション住まいの人が増えて、ご近所とか町内会とか、そういうつきあいがあまりなくなって、人と話す機会が減ったのも関係しているのではないか、と私は思います。しかし、気持ちがあっても行動を起こさなければ、誰にもその心は分かりません。<br />
　東日本大震災をきっかけに、忘れかけていた日本人の優しさがとり戻されつつある、とよく言われています。被災地における譲り合いの精神や、ボランティアにかけつける人の多さにも、それは表れています。<br />
　そのボランティアでは、若い人たち、そう「今どき」の人たちも、大いに活躍しているのです。世界中から脚光を浴びた「親切な日本人」の伝統は、若い世代にもちゃんと受け継がれているのです。<br />
　いざとなれば行動に起こせる潜在能力を持っているのだから、日頃ちょっとしたことを、少しの勇気を持って始めてみるのがいい、と思います。その、小さな親切の積み重ねが、やがて日本を大きな優しさで包むことになる、と思います。</p>
<p><BR><br />
<strong>小さな力を大きな力に</strong><br />
千葉県　第五中学校　一年　国分麗奈</p>
<p>　私は、友達とショッピングモールに来ていた。二階に友達が、一階の食品売り場に私がいて、いつものように買い物をしていた。レジはとても混んでいて、早く早く、と、友達のいる二階へ早く行きたかった。<br />
　やっと自分の番だ、と思ったが、前にいるおじさんが、お金が足りなかったらしく、店員と買わない物を決めていた。しかし、私は変だ、と思った。なぜなら、おじさんのお財布の中に、五千円札が残っていたからだ。<br />
　どうしてお金は足りるのに、買いたかった物を取り消したのだろう。友達のことも忘れ、自分の番がやっときたのに、私はじっとおじさんを見ていた。後ろから見ると、そのおじさんは髪がうすく、真っ白で、背中は曲がっていて、ご年配の方だった。<br />
　「お客さん、お客さん。」<br />
　ボーッとしていた私は、店員のレジのお姉さんに呼ばれ、お金をはらい、買い物カゴを持ち、おじさんの横にカゴを置いた。さっきのことが気になって、ついついおじさんを見てしまう。<br />
　袋に買い物をした物を入れ終るころ、おじさんは、まだ買い物した物を袋に入れていた。私より買い物の量が少ないのに。おじさんは、お財布をポケットから取り出した。何をするのかと見ていたら、お財布から五千円札を取り出し、おじさんの目の前に置いてあった募金箱に入れた。<br />
　すると、おじさんは、私が見ていることに気付き、<br />
　「この五千円札、家や家族のいない人たちのために、使われるんだよ。」<br />
と言い、ほほ笑んで帰って行った。<br />
　おじさんは弱々しく、ゆっくり歩いていたが、私は、周りを気にせず募金箱を見た。募金箱には、「東北地方太平洋沖地震義援金」と書いてあった。よく見ると、千円札は数枚入っていたが、五千円札は、おじさんのだけが入っていた。<br />
　くしゃくしゃの五千円札だったが、すごい、と思った。おじさんは、買いたい物をがまんしてまで、募金した。あのおじさんが、すごくかっこよく思えた。<br />
　私は、おじさんを見て、いろいろなことに気付かされた。この地震で何もかもなくなった人たち、生きている意味がないと思う人たち、家族をなくして絶望してしまった人たちがいる。私たち日本人が、一人一円寄付をすれば一億円、一人百円をきふすれば百億円もの義援金を送ることができる。<br />
　だから、皆も考えてほしい。今自分たちが、一人一人出来ること、募金、節電、寄付などたくさんある。一人一人がやれば、大きな力になる。自分が、日本人の大切な一人であることを、忘れないでほしい。<br />
　小さな力を、大きな力に。</p>
<p><BR><br />
<strong>思い合い、支え合うこと</strong><br />
神奈川県　柿生中学校　一年　大薗涼音</p>
<p>　私は、「小さな親切」というテーマを聞いて、兄のことが思い浮かびました。<br />
私の兄は病気をしていて、車イスを使っています。私も、兄の車イスを押して、よく一緒に出かけます。すると、いろいろ困ったことや、周りに迷惑になってしまう場面があります。<br />
　例えば、道を歩いているときも、そんなに速くは押せないし、幅があるので歩道をふさいでしまうようなこともあります。エレベーターや電車でも場所をとるので、混んでいるときなど、申し訳ないと思います。<br />
　少しの段差でも通れないし、狭い入り口も通れません。いつものことですし、慣れているつもりでも、兄と出かけるときは、それなりの覚悟がいります。私は、周りの人から見て、車イスは迷惑に思われても仕方がないと感じます。<br />
　ところが、親切に声をかけてくれる人もたくさんいます。道を開けてくれたり、エレベーターに乗るとき、少しずれてくれたり、「開」のボタンを押し続けてくれる人もいます。お店に入るときなど、ドアを押さえてくれたり、電車で場所を開けてくれたり、席をずれてくれたりします。階段で、「大丈夫ですか？」と、声をかけられたこともありました。<br />
　どの人も、自分の出来ることをしてくれていると思います。いかにも、してやっているみたいな態度だと、こちらも嫌な気持ちになってしまうと思います。けれど、どの人も自然体で、本当に心から親切にしてくれていると感じるので、素直にありがとうございます、という気持ちになります。「小さな親切」とは、こういうことではないのでしょうか。<br />
　何かしなくちゃいけないと思うと、そのことばかりが気になって、何をしたらいいか分からなくなってしまいそうです。何かしようと構えるのではなく、そのとき自分が出来ることをすれば良いのだ、と思います。<br />
　そうはいっても、知らない人に声をかけるのは勇気がいるし、友達でも余計なお世話と思われるのは嫌だし、と色々頭の中で考えてしまいます。でも、親切にしてもらって嬉しい気持ちはよく分かるので、自分に出来ることから少しずつやっていきたい、と思います。<br />
　実は先日、学校の帰り道、荷物を持ったお年寄りを見かけました。私は、そのとき少しでも運べればと思い、勇気を出して声をかけました。その人は明るく、<br />
　「大丈夫。ぼちぼち行きますから。ありがとう。」<br />
と言ってくれました。私は、ありがとうと言われ、とても嬉しかったです。声をかけて良かったな、と思いました。<br />
　「小さな親切」とは、相手を思い合う優しい気持ちから始まる、と思います。私は、障害のある人もない人も、お年寄りも小さな子も、みんなが相手を思い合い、支え合って生きていける世の中が良い、と思います。</p>
<p><BR><br />
<strong>周りを温かくする親切</strong><br />
新潟県　宮内中学校　二年　穂苅　茜</p>
<p>　母と買い物に行ったときのことです。お店の近くの横断歩道を渡り終わろうとしたとき、私の後から、<br />
　「どうした。大丈夫？」<br />
という声が聞こえてきました。後ろを振り返ると、男性が道路の真ん中を見ていました。その人の視線の先を見ると、若い女性が一人、車を押していたのです。声をかけた男の人は、すぐに女性の車のところへ行き、<br />
　「あんたは車に乗って、ハンドルを動かして。」<br />
と言うと、一緒にいた他の男性と車を押し始めました。車はすぐに動き、安全な場所まで移動することができました。<br />
　私たちは、歩きながらその様子を見ていただけですが、なんだか心が温かくなりました。母も、<br />
　「私たちまで嬉しくなるね。」<br />
と言っていました。女性は一人だったので、きっと心細く、どうしようかと思っていたことでしょう。そのようなときに、「どうした。大丈夫？」と声をかけてもらえて、本当に嬉しかっただろうと思います。<br />
　私はこのとき、「私にも嬉しかった出来事があったな」、と思い出しました。小学校一年生のときの学校の帰り道、体の小さかった私が、たくさんの荷物を持って重たそうに歩いていると、<br />
　「荷物、持ってあげるよ。」<br />
と、一緒に歩いていた二年生の友達が、荷物を持ってくれたのです。そのときは、とても嬉しい気持ちになりました。また、夏の暑い日の帰り道には、友達の家の前で別れようとしたとき、<br />
　「ちょっと待ってて。」<br />
と、友達が家の中に入って、<br />
　「はい、麦茶飲んで。」<br />
と、冷たい麦茶を持って来てくれたこともあります。冷たい麦茶はとてもおいしく、家まで、また元気に歩いていくことができたこともありました。私も小さいときから、周りの友達に助けてもらっていたことを、改めて感じることができました。<br />
　母と一緒に見た男性の親切は、親切にしてもらった本人だけでなく、周りで見ている人まで嬉しく、優しい気持ちになれる思いやりが込められた親切でした。このことから、人に優しくしたり、困っている人を助けるというのは、その本人だけではなく、周りの人の気持ちまで温かく、やさしくしてくれることがあるのだ、ということが分かりました。<br />
　私も、あの日見た男性のように、困っている人を見たら、自然に声がかけられるようになりたい、と思います。</p>
<p><BR><br />
<strong>国境を越えた親切</strong><br />
岐阜県　東長良中学校　二年　武藤　遼</p>
<p>　私は今年の夏、初めて中国へ海外旅行に行きました。行く前は楽しみな気持ちの反面、日本語が通じない中で、気持ちや思いを伝えるのは大変だろうという不安もありました。<br />
　しかし、その思いをすぐに消してくれたのは、観光ガイドの邢（けい）さんとの出会いです。<br />
　邢さんは、最初から流暢な日本語を使いながら、私たちに中国の話を色々として下さいました。積極的に多くの人とコミュニケーションを取り、すぐに私たちに溶け込んだ邢さんは、観光客の手となり足となって動いていました。<br />
　私が日本へ国際郵便を出そうとしたときには、「時間の都合で今は無理。」と言うホテルのフロントの方へ、交渉して下さいました。また、帰りの飛行機で、母と私の座席が離れ離れになってしまったときには、すぐに空港の窓口へ飛んで行って、座席を隣同士に変更して下さいました。<br />
　邢さんは、いつも観光客全員に気を配り、困ったときには「オッケー、大丈夫！」と、必ず助けて下さる頼もしい存在でした。<br />
　そんな邢さんが、突然最終日に、自分が観光ガイドの職業についた理由について話を始めました。もともと邢さんは、戦時中の出来事から、日本に対してあまり良い印象を持っていなかったそうです。しかし、三年間の日本留学で、その気持ちが少しずつ変わっていきました。<br />
　特に印象的だったのは、アルバイトの面接の場所が分からなかったときのこと。見知らぬ日本人に行き方を尋ねたところ、その人は分からなかったけれど、その息子さんが自家用車で、自転車の邢さんを現地まで先導して連れて行ってくれたそうです。<br />
　そのときから、邢さんの日本人に対する印象はガラリと変わり、日本人が好きになりました。その後も、親切な日本人との出会いがたくさんあったそうです。そして、帰国後も日本人と関わる仕事をしたいと思って、日本人向けの観光ガイドという職業を選択しました。<br />
　この仕事に就いて九年経つそうですが、とても充実した毎日だそうです。邢さんは、日本人から親切にされたことをずっと忘れないで、今は私たち日本人に親切に接して下さっています。<br />
　私は、「親切」とは国境を越えて、人から人へと広がっていくものであると感じました。今回の旅行を終えて、私は将来、まだどのような職業に就くかは分かりませんが、邢さんのように、国境を越えた親切を行えたらいいな、と思っています。<br />
　不思議な話ですが、元々私の名前「はるか」は、海外へ留学経験のある両親が、「はるかかなたの外国と日本の架け橋になれますように」という願いを込めて、つけたそうです。<br />
　私は旅行中、中国人に親切にされたときは、中国語で「謝謝（シェイシェイ）」と伝えることを心掛けていました。一見、無表情で事務的な中国の方でも、感謝の気持ちを伝えると、ニコッと笑顔になってくれます。<br />
　言葉は通じなくても、「親切」は世界共通のもの。だからこそ、常に思いやりの気持ちを持って人に接したり、感謝の気持ちを表したりすることが大切なのだ、と感じました。</p>
<p><BR><br />
<strong>言葉の親切</strong><br />
岐阜県　鵜沼中学校　三年　服部里帆</p>
<p>　「それは、親切とはいわないよ。」<br />
と、ある老人施設で言われたこの一言に、私は悩まされた。<br />
　歩行のリハビリ中のAさんは、ふらふらと歩き、今にも倒れそうだ。他人事のように、大変そうだな、と思いながら見ていた。そんなことを考えていたら、A子さんが、私を見て、<br />
　「ちょっと手を貸してくれるかい。」<br />
と言った。すかさず私は、親切のつもりで、Aさんのリハビリの介助をさせて頂いた。しかし、作業療法士の方は、Aさんに、<br />
　「Aさん、自分でやらなきゃ意味ないよ。もう少し自力で頑張ってみましょう。」<br />
と声をかけ、ボランティアである私に、<br />
　「すぐ手伝っちゃうと、リハビリにならないんだよ。親切が、ときには出来ることを奪っちゃうからね。」<br />
とアドバイスを下さった。その言葉は、とても衝撃的だった。私は親切のつもりでも、Aさんにとっては回復を邪魔されたようなものなのだ。私は、どうすればAさんのためになるのか考えた。<br />
　中学二年生のとき、卓球部である私は、後輩の試合を見ていた。一緒に見ていた顧問の先生や先輩は、技術のアドバイスだけでなく、気持ちで負けないように、大きな声で応援していたことを思い出した。これだ、と私は思い、Aさんに、<br />
　「頑張って下さい。あと三メートルぐらいで終わりですよ。」<br />
と、声を出して応援した。Aさんは、私の声に応えるかのように、自らリハビリに励んだ。リハビリ後、Aさんは私に、<br />
　「応援のおかげで、頑張れたよ。ありがとう。」<br />
と言って下さった。私は、やっとAさんに対して親切にすることが出来たのだ。<br />
　このようなことは、老人施設でなくてもよくあることだ。「面倒くさがって、自分の仕事をしない人」の代わりに、仕事を肩代わりする光景は学校でも見られる。「肩代わりする人」は親切のつもりでも、実際はどうなのだろうか。たぶん、「肩代わりしてもらった人」は、何でも人に頼り、将来自分では何も出来ない人間になる確率が高いだろう。<br />
　そう考えると、この行動も親切とはいえない。この場合も、Aさんのときのように、「自分で頑張ってみよう」という応援の言葉を送って、初めて親切をすることが出来たといえるのではないだろうか。<br />
　このように、困っている人を助ける行動も親切だが、自分で出来ないと諦めかけたり、無理だとくじけそうな人に対して、声をかけて後押ししてあげることも小さな親切だ、と私は思う。</p>
<p><BR><br />
<strong>わたしのうけた「小さな親切」</strong><br />
長野県　筑摩野中学校　一年　蓬田真菜</p>
<p>　「長野県に来て良かった、と思えるよう生活しましょう。」<br />
　それが、私たち家族の約束でした。<br />
　七月四日、私たちは福島県から長野県松本市へ引っ越してきました。はじめは、福島県から来たということで、放射能が危ないとか、原発のところだとか、いろいろ聞かれてしまうかな、と不安でいっぱいでした。<br />
　その他にも、友達ができるのかな、勉強ができるかなと気持ちが沈んでいました。学校へ登校する日、重い足どりで学校まで行きました。教頭先生や校長先生にあいさつをし、一年五組の教室へと足を進めました。<br />
　教室へ入った瞬間、ここが私のクラスなんだ、と思いました。自己紹介をし、机に座り、緊張していた私は、となりの子から自己紹介をされて、名前だけを言いました。<br />
そこで、となりの子に、<br />
　「どこから来たの？」<br />
と言われたとき、ドキッと一瞬心臓が止まりました。私が、一番恐れていた言葉だったのです。そして、私は勇気を出し、<br />
　「福島県です。」<br />
と言うと、となりの子は、<br />
　「地震、大丈夫だった？」<br />
と心配してくれました。私はそのとき、とても嬉しくなりました。その他のクラスメイトも私に近づいてくれて、お話をしたり、学校案内をしてもらったりと、たくさん親切にしてもらいました。<br />
　私はそのとき、長野県っていいな、松本っていいな、と思いました。みなさんは、私に優しく接してくれて、友達も出来て不安がきえました。家に帰ったときには、早く学校へいきたいな、と思うようになりました。<br />
　その次の日から、楽しく学校へ通えるようになり、部活動も始め、楽しくて楽しくて充実した毎日を過ごせました。<br />
　夏休みに入り、部活動を毎日行い、夏祭りや部活動の大会などの行事にも参加し、とても楽しい日々を過ごしました。でも、ふと福島の友達の顔を思い出すときがあり、「私だけ幸せでいいのかな？」と思い、落ち込んでしまいます。<br />
　そのとき、夕日が沈んでいく山を見ると、ほっとするというか、安心するというか、心が穏やかになります。まるで、山が「大丈夫だよ。大丈夫だよ」と、私たちを見守ってくれているようで、自然からも愛情をすごくもらったように思えます。<br />
　これから、私は本当の意味の親切とは何かを考えて、自分なりの親切をしていきたい、と思っています。そして、こんな気持ちにさせてくれた長野県の自然やみなさんに、感謝を伝えたいと思います。<br />
　長野県、ありがとう。松本市、ありがとう。筑摩野中学校、ありがとう。</p>
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		<title>実践協力校の皆様へ</title>
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		<pubDate>Mon, 13 Feb 2012 02:52:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kimura</dc:creator>
				<category><![CDATA[実践協力校]]></category>

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		<description><![CDATA[平成23年度活動報告書フォームはこちらからダウンロードしてください。 ご記入後は郵送で、運動本部にお送りください。 また、メールでお送りいただく場合は、ご面倒でも一度運動本部にお電話ください。 ●送り先： 〒101-00 &#8230; <a href="http://www.kindness.jp/activity/school/1245">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>平成23年度活動報告書フォームはこちらからダウンロードしてください。<br />
ご記入後は郵送で、運動本部にお送りください。<br />
また、メールでお送りいただく場合は、ご面倒でも一度運動本部にお電話ください。</p>
<p>●送り先：<br />
〒101-0061　東京都千代田区三崎町2-20-4<br />
公益社団法人「小さな親切」運動本部<br />
実践協力校担当宛</p>
<p>●お問い合せ：<br />
TEL　03-3263-2866（竹内）</p>
<p><img src="/images/iconlink7.gif" alt="" /><span style="color: #0099ff;"><strong><a href="http://www.kindness.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/02/b3e716707ac97e7dbdd2976df9a9ac64.doc">平成23年度実践協力校報告書フォーム</a></strong></span></p>
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		<title>第36回作文コンクール入賞・入選作品-10　アップしました</title>
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		<pubDate>Mon, 13 Feb 2012 00:05:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kimura</dc:creator>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>

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		<description><![CDATA[作文コンクール受賞作品のうち、入選-10をアップしました！ 今週から中学生の作文をご紹介しています。 →　第36回「小さな親切」作文コンクール　入選【中学生の部】-10]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>作文コンクール受賞作品のうち、入選-10をアップしました！<br />
今週から中学生の作文をご紹介しています。</p>
<p><span style="color: #0000ff;"><a href="http://www.kindness.jp/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/1234"><span style="color: #0000ff;">→　第36回「小さな親切」作文コンクール　入選【中学生の部】-10</span></a></span></p>
]]></content:encoded>
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		<title>第36回「小さな親切」作文コンクール入賞・入選作品－10</title>
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		<pubDate>Mon, 13 Feb 2012 00:00:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kimura</dc:creator>
				<category><![CDATA[作文コンクール入賞入選作品]]></category>

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		<description><![CDATA[入賞【中学生の部】 あいさつを好きになる 北海道　東陵中学校　二年　和田悠里 　みなさんは、あいさつをするのが好きですか。あいさつをされるのが好きですか。 　私は声が大きいのがとりえで、大声を出すのが、なぜか楽しいと思っ &#8230; <a href="http://www.kindness.jp/activity/sakubunselectedsakubun/1234">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="color: #33cc33;">入賞【中学生の部】</span></strong><br />
<BR><br />
<BR><br />
<strong>あいさつを好きになる</strong><br />
北海道　東陵中学校　二年　和田悠里</p>
<p>　みなさんは、あいさつをするのが好きですか。あいさつをされるのが好きですか。<br />
　私は声が大きいのがとりえで、大声を出すのが、なぜか楽しいと思っています。そのせいか、小学校のころから、なんとなくあいさつが好きでした。<br />
　でも、今は本当に好き、と言えます。あいさつは、良いことばかりだと知ったからです。<br />
　良いことの一つは、あいさつをすると気持ちがいいことです。私が、学校のろう下で会った後輩に、「こんにちは。」と言ったら、向こうも「こんにちは。」と、実にうれしそうな顔で返してくれました。その顔を見たら、あいさつってこんなに気持ちがいいのか、と思いました。<br />
　また、もう一つとして、あいさつをされるのも気持ちがいいこともあげられます。<br />
私の学校では毎朝、「あいさつ運動」が行われていて、その名のとおり、生徒会や生活委員会の人たちが、玄関に並んであいさつをしてくれます。この「おはようございます」が、たまらなく気持ちがいいのです。本当にいつもお疲れ様です！！<br />
　そして、もう一つ。それは、人とつながることができること。嘘だと思う人もいるかもしれませんが、本当です。必ずとは言い切れませんが、可能性は十分にあります。<br />
　私が中一のころ、「あいさつ運動」をしていた生活委員会の女子の先輩がいました。ただ学校の先輩というだけで、何も知りませんでしたが、その先輩は特に大きな声であいさつをしていて、私からすると目立っていました。<br />
　そして、ある日、私はその先輩と同じ先生に用事があり、目が合い、「あっ、朝のいつもの子。こんにちは。」と言ってくれたのです！もうどんなにうれしかったことか。私がいつも大きな声であいさつをしていくのを、覚えていてくれたのでしょうか。<br />
　こうして、それからはずっと、学校のろう下で会ったときも、たまたま同じだった塾で会ったときも、あいさつを交わしています。<br />
　その先輩は、本当に明るくて元気な先輩で、私の尊敬するあこがれの人です。本当にこの先輩と出会えて良かった、と思います。<br />
　こんな風に、良いことばかりの「あいさつ」。恥ずかしかったり、面倒だったりするかもしれませんが、やってみたら好きになると思います。<br />
　コミュニケーションの一つである「あいさつ」を、一人一人が好きになるのは、人とのつながりの大切さを知り、社会全体を明るくすることにつながるのではないでしょうか。<br />
<BR></p>
<p><strong>被災地から見れた思いやり</strong><br />
岩手県　北陵中学校　二年　浪岡晃岐</p>
<p>　三月十一日、東日本大震災があった。沿岸部の被害はとても大きく、多くの人々が死んでしまったり、今でも行方不明の人々がたくさんいる。<br />
　内陸部は停電となったが、電気がついてテレビを見たとき、しばらく何がどうなっているのか分からなかった。それからしばらくして、沿岸部の人たちは、体育館や仮設住宅で生活していた。体育館で生活していた人は、たくさんいた。<br />
　テレビを見て、その体育館でたくさんの思いやりを見ることができた。<br />
　一つ目は、ボランティアの人たちのこと。今回の震災で、多くの人がボランティア活動に行った。がれきを片づけたり、被災者にいろいろあげて元気づけたり、本当にたくさんの人が協力していた。沿岸部がより早く復興できるよう、話しかけて、少しでも勇気づけようとしていた。<br />
　自分の学校では、部活によって、沿岸の中学校に行って練習試合をやったりしていた。こういうのは、被災者への思いやりだと思う。これなら、だれでもやろうと思えばできる。<br />
　二つ目は、被災者同士でのこと。被災者同士で声をかけ合い、食べ物を分けあったりしているのをテレビで見た。体育館の中、朝起きたり、夜寝るとき、お互いに声をかけていて思ったことがあった。ボランティア等の人たちは町を、被災者同士は互いの心を復興させていってるんだな、と思った。<br />
　それぞれできることは、違うと思う。人それぞれで、なおせる物は違う。でも、それは全て一つの思い、他人の力になるという思いやりからくるのだ、と思う。<br />
　がれきの片づけもまた人が住めるよう、行方不明者を探している家族の元へ返せるよう、少しでも話してその人に元気が戻るよう、全て人のためにやっていること。どんなに小さい思いやりでも、同じ思いやりがたくさん集まれば、きっととても大きな思いやりになる、と思う。<br />
　その大きな思いやりがあれば、きっと復興できると思う。まだ先になるのかもしれないけれど、復興までがんばってほしい。<br />
<BR></p>
<p><strong>笑顔の架け橋</strong><br />
山形県　第五中学校　三年　豊野実佳</p>
<p>　私がした親切は、つい最近のことです。友達と買い物に行った帰りに公園に寄ると、一人のおばあちゃんが、花壇の雑草を一生懸命抜いていました。<br />
　たった一人で雑草を抜いているおばあちゃんを見た私と友達は、そのおばあちゃんを手伝うことにしました。<br />
　「おばあちゃん、私たち、手伝いましょうか。」<br />
　私がそう言うと、そのおばあちゃんは、<br />
　「い、いや……、大丈夫ですよ。」<br />
と、おどおどしながら言いました。<br />
　「でも、おばあちゃん、一人で大変そうじゃないですか。手伝いますよ。」<br />
　そう言うと、おばあちゃんは、<br />
　「そんなに言うなら、お願いします。」<br />
と遠慮がちに言いました。<br />
　それから私たちは、おばあちゃんに教えてもらいながら、雑草抜きをしました。最初、おばあちゃんはとても控えめでおとなしかったのですが、話しているうちに、うち解けることができました。<br />
　「夫が死んでからは、話す人なんていなくてね。すごく淋しかったのよ。こんな老いぼれババアなんかに話しかけてくれて、手伝ってくれて、ほんにありがとうなあ。」<br />
　おばあちゃんは、うるんだ瞳を光らせながら、これでもかってくらいのくしゃくしゃの笑顔を私たちに向けました。私には、そのくしゃくしゃの笑顔がとても輝いて見えました。<br />
　そんな笑顔を見て、私は嬉しいような、照れくさいような、くすぐったいような、妙な気持ちになりました。でも、その妙な気持ちは、決して嫌なものではありませんでした。「言葉に言い表せない気持ち」を、そのとき初めて感じました。そして、親切の大切さを改めて実感しました。<br />
　親切は、友情や信頼、絆を生みだす原点だと思います。私も、親切を通しておばあちゃんと仲良くなれました。<br />
　しかし、親切に対して、「恥ずかしい」「面倒臭い」などという否定的な考えを持っている人がたくさんいますが、そういう人も親切をすれば、良さが分かるはずです。「親切をする機会がない」と言う人もいますが、私たちの身の回りには親切が溢れています。<br />
　電車で席を譲る、物を貸す、落とした物を拾ってあげるのもそうです。考えてみれば、数えきれいないほどの親切が私たちの身の回りに溢れていることが分かります。いうなれば、私たちは親切と共に生きているのです。親切がなければ、人と関わり合うことなんてできないので、親切がいかに私たちの身近にあり、必要だということを理解して、生活していかなければなりません。<br />
　親切は、人と人とを繋ぐ「笑顔の架け橋」だと思います。私は、その架け橋を大切にしながら生きていきたいです。<br />
<BR></p>
<p><strong>思いをつなげて</strong><br />
山形県　長井南中学校　三年　四釜佑香</p>
<p>　二〇一一年三月十一日午後二時四十六分、東日本大震災が起こりました。この震災によって何万人もの人が亡くなられ、被災にあわれた人たちがたくさんいます。<br />
　震災から一週間後、ある一通のメールが母の携帯に送信されてきました。それは、「避難所で生活を送る人たちへ、生活必需品を届けよう」という内容でした。母は、すぐさま私たちに、<br />
　「みんなで協力して、家の中で何か提供できる物がないか探してみよう。」<br />
と言いました。私は始め、「母がするからいいだろう」と、手伝おうとはしませんでした。<br />
　しかし、毎日テレビで流れる避難所の様子や新聞から伝わる被災者の声に、私は役に立ちたい、という思いで一杯になりました。タオルはもちろん、下着や靴下等、何か使える物がないか、母や兄弟と一緒になって準備しました。いつか使おうと思って残していた物を、今困っている人たちへ届けたい、と強く思いました。<br />
　次に、被災地の方々が必要としていた自転車。私の家には兄弟四人に対し、成長に合わせて増え続けた自転車がたくさんありました。しかし、どれも使い回しされたため、タイヤがパンクしていたり、スタンドがなかったり、ベルがサビて鳴らなかったりしました。そのため、処分を待っていたものもありました。<br />
　こんなものが本当に使用されるのだろうか、と半信半疑で事務局に連絡しました。すると、<br />
　「使えればいいです。パンクしていてもかまわないので、ぜひご提供ください。」<br />
と言われました。<br />
　被災者の方には、少しでも良い状態のものを届け生活に役立ててもらいたいという一心で、私は母と協力して、自転車の修理を始めました。空ぶきから始め、サビを落としたり、部品を足しているうちに、気付くと夕暮れでした。<br />
　私と母ではどうにもできない部分を、祖父に見てもらい、修理してもらったおかげで、六台提供することができました。パンクしていた自転車は、地元の自転車屋さんが、<br />
　「被災地に持っていくなら、協力させてほしい。」<br />
と無償で修理して下さり、本当にうれしかったです。<br />
　今回の取り組みを通して、考えたことがあります。それは、「まず行動してみる」ということです。「これは無理だろう」とか、「不必要かもしれない」といった否定的なことを、私たちは先に考えてしまいがちです。その瞬間に感じたこと、思ったことは形にしなければ、誰にも分かりません。<br />
　実際に行動してみたら、できたという経験は誰にでもあるはずです。今回のように、同じ考えをもつ人たちが協力すれば、その力は何倍も大きくなります。親切にすることも、されることも、まず自分の心を開き、思いを分かち合うことが大切だと思います。<br />
<BR></p>
<p><strong>“ココロ”</strong><br />
宮城県　八乙女中学校　三年　及川尚美</p>
<p>　心って何でしょう。思いやり、自尊心、共に分かちあえる“心”。心は重くて、人や動物など、様々な生き物にあります。今回私が体験し、今後活かしていこうと思ったのは、「互いに助け合う」親切です。<br />
　今年三月十一日。小さな日本を、地震と津波が襲いました。海は激しい波となり、町や逃げまどう人々を飲み込んでいきました。津波到着まで、あと五分。その間に、自分はどうしたらいいのか。幸い私は、県の中心部に居たため、津波が来ることはありませんでした。<br />
　ですが、Ｍ9.0の地震ということもあり、ショーケースのガラスは下でくだけ散り、皿も割れ、家には多数のきれつが入りました。大規模半壊で済んだものの、その大きさは一目瞭然でした。三日程家で過ごしましたが、小学校へと避難することになりました。<br />
　避難といえども、一度にすべての人が避難できるわけではありません。私たちは、おとなりの人と一緒に避難したのですが、あたえられたスペースはわずかたたみ二じょう程。そんな小さなスペースに、私たちは六人で生活しなくてはなりませんでした。<br />
　遅れをとりスペースをとれなかった人は、何百人といるはずなのに。そんな人のことを思うと、胸が痛くて夜も眠れませんでした。<br />
　避難生活に慣れ始めたころ、非常食の配布が始まりました。渡されるのは、α米やわかめごはん、クッキーなど。プラスチックの容器に入れられた、少しですがあたたかいご飯でした。筆箱一つ分のごはんを、三日に分けて食べたりと、むなしい生活は続きます。<br />
　ある日、母と姉、そしておとなりが自宅へと荷物を取りに行きました。自分一人取り残され、寂しいばかり……、とそこで、クッキーが配布され始めました。「二つのスペースで三十枚入を一つ」「二家族で分けて下さい」。どうしよう、自分は今一人だ。<br />
　配布されても五枚ほどしかもらえない、と思っていると、私たちの後ろで生活していた人が、<br />
　「すみません。ここ二家族だから、丸々一個下さーい。」<br />
と言ってくれたのです。<br />
　「困ったときは互いに助け合わなきゃ。こんなときだし、がんばっていこうね。」<br />
　私は、思わず涙ぐんでしまいました。ああ、思いやりとは何てあたたかいのだろう。他人の人情を感じたのは、これが初めてでした。<br />
　つらいときも苦しいときも、私をいつも助けてくれるのは、身の回りの人でした。ですが、今回このような体験をして改めて気付いたことは、“心”はいつでも自分を助けてくれるパートナーなのだ、ということです。<br />
　自分を愛せなくては、他人も愛せない。これから私は、“心”を自分のものだけにせず、家族や友達、そして、これからはもっと多くの人と心を交わせていこうと思いました。<br />
　「困ったときはお互い様」。自分もいつか、そう言えるように。<br />
<BR></p>
<p><strong>一歩踏み出す勇気</strong><br />
群馬県　富岡東中学校　三年　高麗由華</p>
<p>　私は、ある出来事が起きたあの日から、「一日一善」を心がけている。<br />
　そのきっかけとなったあの日。それは、部活動が終わって友達と帰る途中だった。ふと反対側の道を見ると、白杖を持った老人が一歩一歩ゆっくりと歩いていた。見ていると、ふらふらして今にも車と接触しそうだ。<br />
　私は、おじいさんが心配で、家に帰るのをやめてずっとおじいさんを見ていた。すると、おじいさんは横断歩道を渡り始めた。白杖一本と耳を頼りに、周りを探りながら横断歩道を渡る姿を見て、不安な気持ちでいっぱいになった。<br />
　「大丈夫かなあ」「誰か助けてあげて！」、そんな思いだった。でも、私は見ているだけで、何も出来なかった。私が弱い心と戦う今も、おじいさんは横断歩道を渡りきれていない。<br />
　「大丈夫ですか？」そんな簡単な一言を、私は言えないまま。その後、おじいさんの近くまで行ったり、勇気が出なくて横を通りすぎたりの繰り返し。「あー、もう、どうしよう」「助けなきゃ」。でも、やっぱり私は話しかけることが出来なかった。おじいさんが早く横断歩道を渡りきらないせいで、おじいさん待ちの車はどんどん増えて行く一方だった。<br />
　そんな光景を目にした私は、助けに行こうと決心し、一歩踏み出した。私の歩くスピードが速くなるにつれ、おじいさんと離れていた距離もだんだん近くなってくる。「あと、もう少し」。そのとき、後ろから走ってきた女の人が、私の横を通り過ぎた。<br />
　そして、その女の人は、おじいさんの傍らへかけ寄り、あのおじいさんを助けていた。私は安心するとともに、「やっぱり私が、力になりたかったなあ」という後悔の気持が、心のどこかにあった。<br />
　それから家に帰る途中、いつもは短く感じた道のりが、その日はとても長く思えた。それは、助けられなかった後悔と自分への軽蔑で、足取りが重く感じられたからだろう。私があのとき、勇気を出して声をかけていたら……。何度もそう思った。家に帰っても、夕飯が喉を通らず、自分が憎くさえ思えた。<br />
　今となっては簡単に言えることだが、その状況に実際にたち、自分の弱い心を知ることが出来た、そんな気もした。<br />
　次の日から私は、「一日一善」を目標に決めた。そして、できるだけ実行した。例えば、私の住む町には富岡製糸場があるので、製糸場を見に来たが場所が分からず迷った人に、自分から声をかけたこと。道を聞かれたときに説明で終わらせず、現地まで案内したことが何度もある。<br />
　今までの私は、こんなことができなかった。きっとあの日の出来事が、私を変えたのだ、と思う。あの日に味わった後悔を、私は心に刻み込んだ。<br />
　もし再び同じ光景を目にしたら、私はすぐに走ることができる。そして、今はまだ心に刻んである「勇気を出して一歩踏み出そう」という言葉だが、いつかは自然な気持ちの表れにしたい。<br />
<BR></p>
<p><strong>震災の中で</strong><br />
茨城県　結城南中学校　三年　小堀眞生</p>
<p>　三月十一日。人々が今までに体験したことのない大変大きな地震が起こりました。東日本大震災です。<br />
私は地震が起こったとき、学校の自分の教室にいました。床がどんとなって大きく揺れたのを、今でも覚えています。もちろん、恐怖で泣いている人もいました。私は、「大丈夫だよ。」となぐさめてあげました。<br />
それから、揺れが大体おさまって、家に帰ることになりました。私は、いつもかよっている道を通って帰ることに決め、いつも通り交差点を渡ろうとしたとき、なんと停電で信号が止まっていたのです。<br />
これには、あまり感情を出さない私でも、目を丸くしてしまいました。危ないな、と思いながらも、そこを通らないと帰れないので、車の流れが止まるまで待っていたら、道をゆずってくれたドライバーの方がいて、無事に通ることができました。私は、こんなときに親切にしてくれる人がいることに少し感動しました。<br />
家に帰ると、近所の人たちが外に出ていて、みんな心配そうな顔をしていましたが、帰って来た私の顔を見てほっとしたみたいで、うれしかったです。それと、「無事でよかった。」と温かい言葉をかけてもらえたのも、とてもうれしかったです。<br />
それから、家に入ると、中はめちゃくちゃになっていました。壁が崩れている部分があったり、食器が粉々になっていたり、テレビが派手に落ちていたりなど、朝と見違えるほどになっていました。見たときは、言葉を失いました。ショックすぎて、涙も出ませんでした。<br />
でも、いつまでも悲しんでいられないので、家族みんなで片づけらるところは片づけて、やっとの思いで夜をむかえました。するとそこに、近所の人が、温かいおにぎりを持って来てくれました。それは、体だけでなく心まで温かくしてくれました。<br />
　そして、次の日。電気は止まったままで、家の中の片づけをしました。テレビは見れないので、情報は、ラジオで得ていました。震災当時は、各地の様子などが主でしたが、時間が経つにつれて、応援メッセージなどが読まれるようになりました。それが、本当に心の支えになっていました。それ以来、私はよくラジオを聴くようになりました。<br />
今は、もちろん元の生活に戻りましたが、まだ完全に元の生活に戻っていない方も、日本にはたくさんいることと思います。私は自分に出来ることをと考えた結果、募金をすることにしました。小さいことですが、いずれは大きな力となることを信じて募金しました。<br />
今回の震災は、私にたくさんの人の温かさを教えてくれました。今まで忘れていた人の親切。これを機に、忘れないようにしようと思います。<br />
この震災で、大きな暴動が起こっていないのは、日本人の力だと思います。これからの未来を生きる私たちにとって、この震災と日本人の親切心は持ち続けて、後世へ伝えていきます。<br />
<BR></p>
<p><strong>蛇口の開け方</strong><br />
東京都　東京学芸大学附属国際中等教育学校　二年　鄖　雪晴</p>
<p>　私の両親は、共に中国人だ。父の銀行事務の引き継ぎがなければ、四年生のときから日本へ引っ越すことにはならなかった。<br />
　実際に日本に来ると、中国との一つ大きな違いが見えてくる。そこでは貧富の差が広く、農民の地位が低いため一番軽蔑されている。国民全体の教養、修養が足りない表れだと思う。日本では富裕層も教養づけられているし、複雑な関係を持っていない為、国民全体が影響され、平等な社会になっている。<br />
　ふと私は、小さい頃、中国北京にあるレストランのお手洗いでの経験を思い出した。その日、内陸部の辺鄙な片田舎から、一人の女の人が子供を連れて来ていた。目立つ緋色の上着に、布地が粗いベージュ色のズボンに布靴という恰好から、誰もが近づこうとしなかった。<br />
　やっと順番が女の人に回ってきた。普通のように蛇口をひねろうとするが、水が出ない。センサー式自動蛇口だ。女の人は不思議そうに、蛇口をひねったり、ぬいたりして水を出そうと必死になった。<br />
　やがて、後ろに並んでいた人たちは、とうとう忍耐しきれなくなり、大声で女の人に対する不満をぶちまけた。女の人は気まずくなり、「対不起。請下一位吧。」（すみません。次どうぞ。）とその場を逃れようとした。<br />
　しかし、隣の一人の女の子の行動を目にした女の人は微笑み、「対不起。請譲我再洗一次好嗎。」（もう一度手を洗い直していいですか。）と、列に再び並んだ。<br />
　その女の子は、見た目から大学生のように見える。彼女は手を洗い直すふりをして、誰もが助けてあげようとしなかった女の人のために、無口な行動を起こし、プライドを傷つけることなく、女の人を助けた。このことは、今でも私に強い印象を残している。<br />
　実際、中国の社会では、道徳心を第一に重視化している人は必ずいる。人権を尊重し、平等な人間関係を好む人は必ずいる。私もその一人だ。農民だって、社長だって、自分たちの両手を使って働いている。稼ぐお金の値が違っても、お金の価値は一緒だと思う。<br />
　色々なそれぞれ違う役割を果たす人たちがいるからこそ、社会は成り立っている。しかし、人種差別や性別差別は、一部の国で今でも続いている。そして、国連など世界平和を精神とする国際組織は、差別が正しいと考える人たちに影響を与え、行動から無差別の良さを伝えている。<br />
　このことから、これから私は、小さな親切と呼ばれる行動の積み重ねで、あの女の子のように周りの人たちを影響していき、平等な社会を作り上げることが、私の一つの大きな目標だ。</p>
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		<item>
		<title>第36回作文コンクール入賞・入選作品-9　アップしました</title>
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		<pubDate>Mon, 06 Feb 2012 00:05:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kimura</dc:creator>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>

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		<description><![CDATA[作文コンクール受賞作品のうち、入選【小学生の部】-9をアップしました！ →　第36回「小さな親切」作文コンクール　入選【小学生の部】-9]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>作文コンクール受賞作品のうち、入選【小学生の部】-9をアップしました！</p>
<p><span style="color: #0000ff;"><a href="http://www.kindness.jp/activity/sakubunselectedsakubun/1198"><span style="color: #0000ff;">→　第36回「小さな親切」作文コンクール　入選【小学生の部】-9</span></a></span></p>
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		</item>
		<item>
		<title>第36回「小さな親切」作文コンクール入賞・入選作品－9</title>
		<link>http://www.kindness.jp/activity/sakubunselectedsakubun/1198?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=%25e7%25ac%25ac36%25e5%259b%259e%25e3%2580%258c%25e5%25b0%258f%25e3%2581%2595%25e3%2581%25aa%25e8%25a6%25aa%25e5%2588%2587%25e3%2580%258d%25e4%25bd%259c%25e6%2596%2587%25e3%2582%25b3%25e3%2583%25b3%25e3%2582%25af%25e3%2583%25bc%25e3%2583%25ab%25e5%2585%25a5%25e8%25b3%259e%25e3%2583%25bb%25e5%2585%25a5%25e9%2581%25b8%25e4%25bd-10</link>
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		<pubDate>Mon, 06 Feb 2012 00:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kimura</dc:creator>
				<category><![CDATA[作文コンクール入賞入選作品]]></category>

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		<description><![CDATA[入賞【小学生の部】 男の人がたおれた 福岡県　藤木小学校　二年　藤田吟靖 　おとうさんの車にのっていたとき、男の人が、じてん車の通る線の中でたおれました。ふらふらと歩いてきて、ぱたんと手をついてたおれました。車の中で、ぼ &#8230; <a href="http://www.kindness.jp/activity/sakubunselectedsakubun/1198">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="color: #33cc33;">入賞【小学生の部】</span></strong><br />
<BR><br />
<BR><br />
<strong>男の人がたおれた</strong><br />
福岡県　藤木小学校　二年　藤田吟靖</p>
<p>　おとうさんの車にのっていたとき、男の人が、じてん車の通る線の中でたおれました。ふらふらと歩いてきて、ぱたんと手をついてたおれました。車の中で、ぼくはびっくりして、<br />
　「そこで、人がたおれていたよ。」<br />
と言うと、おとうさんは、<br />
　「おさけをのんでいるから、たおれたと思うよ。」<br />
と言いました。ぼくは心ぱいで、<br />
　「おとうさん、人がたおれたんよ。もしも、おさけやなかったら、しんでしまうかもしれん。ここは車が多いから、ほかの車が通れないようにしておかないと、男の人はひかれるかもしれん。」<br />
　すると、おとうさんは１１０番に、でん話をしてくれました。そして、<br />
　「たおれているから、きゅうきゅう車もおねがい。」<br />
と言いました。<br />
　それから、おとうさんは、車を男の人のそばにとめました。男の人は、ねころがって、手と足をふるわせていました。<br />
　おとうさんがでん話をしている間に、ふるえがゆっくりになって、だらんと止まってしまいました。おとうさんはでん話で、<br />
　「しんぞうが止まったから、きゅうきゅう車をはやくこさせて。」<br />
とあわてて言うと、りょう手をしっかりかさねて、心ぞうのところを力強くおしました。ぼくは、おとうさんを見て、「やさしいし、たよりになるな」と思いました。<br />
　心ぞうマッサージをしていると、男の人がきゅうにおき上がってすわったので、「生きかえった。よかった」と、思いました。<br />
　それからまた、ねころがっていました。ちょうどそのとき、ピーポーピーポーという音がして、きゅうきゅう車がきました。きゅうきゅう車の人は、男の人に何かしていました。<br />
　そのあと、おとうさんとぼくは、車でかえりました。男の人が生きかえって、本当によかったです。かえるとき、おとうさんから、<br />
　「ぎんせいが見つけていなかったら、おいちゃんはしんでいたよ。車の人は、よっぱらいと思って、すいすい行ってしまったから。ぎんせいは、すごい。やさしいな。」<br />
とほめてくれました。<br />
　ぼくは、男の人もたすかったし、おとうさんにほめられて、うれしかったです。<br />
　気もちがよかったです。<br />
<BR><br />
<strong>ありがとうグランド、ありがとうお父さん</strong><br />
福岡県　福岡教育大学附属久留米小学校　四年　中村后希</p>
<p>　ぼくは、野球チームに入っています。チームの名前は、福教大附属ビーバーズです。毎週土日に、学校のグランドで、朝から夕方まで練習しています。<br />
　ぼくたちが、一生けん命練習をすればするほど、グランドはデコボコになります。学校の行事があるときは、ちゅう車場にもなります。タイヤのあともついていたりします。雨がふれば、そのまま土がかたまります。そんなグランドを見て、なんだかかわいそうな気持ちになります。<br />
　そこで、ぼくは、お父さんに相談しました。夏休みの夕方、お父さんが、<br />
　「今から、グランドをきれいにしにいくぞ。」<br />
と、ぼくに言いました。でも、あの広いグランドを、「どうやって、きれいにするんだろう」と思いました。<br />
　軽トラックで、大きな鉄板を引いて、グランドのすみからすみまで車を走らせました。鉄板の重さが足りなかったので、ぼくはその鉄板の上に乗りました。その作業を、二時間位続けました。とても暑くて、つらかったけれど、グランドは生まれかわったように、すごくきれいになりました。<br />
　その日、夕方練習があり、かんとくやチームのみんなも喜んでくれました。お父さんが、<br />
　「練習中にみんながけがをしないようにと、いつも使っているグランドに、感謝せんといかんね。」<br />
と言いました。<br />
　三月の東日本大しん災で、家や学校、何もかも津波に流され、家族も失った人たちをテレビで見ました。野球をしたくても、道具もない、グランドもない、ぼくはどんなにつらいだろう、悲しいだろう、と思いました。<br />
　ぼくたちは、ふつうにくらして、ふつうに学校へ行って、いつでも思いきりこのグランドで野球ができる。ぼくたちは、本当に恵まれているな、と初めて感じました。今、すべてのことに感謝したいです。<br />
　今、ぼくにできることは、道具やグランドを大事に使うことぐらいです。そして、ぼくの話を聞いて、お仕事がいそがしいのに、グランドをきれいにしてくれて、お父さんありがとう。いつも、ぼくたちの練習を見守ってくれるグランド、ありがとう！！<br />
<BR><br />
<strong>おばあちゃんの言葉をむねに</strong><br />
熊本県　白川小学校　五年　川本　渚</p>
<p>　昨年の二月の梅祭りに、私は小さな親切をした。<br />
　会場には、階段を下りていかなければ行けなかった。私は、家族よりはやく行っていた。そして、最後の階段で、つえをついている一人のおばあちゃんを見つけた。おばあちゃんは、こまった顔をして、つえをつきながら階段周辺をウロウロしていた。<br />
　それは、だれが見ても足が不自由で、階段を下りられないのがよく分かった。でも、他の大人の人たちは、気づいているのかいないのか、さっさと階段を下りていってしまった。<br />
　私は、立ちどまってしまった。おばあちゃんのこまった顔を見ていると、助けなければいけないと思うのに、私の「大丈夫ですか。かたをかしてあげましょうか」の一言が、のどにつまって、ひっかかって出てこない。私は、自分の心の中で、助けてあげなきゃ、でも言葉が出ない。どうしよう、どうしようと思いつづけていた。<br />
　すると、おばあちゃんは、私に気づいたのか、<br />
　「ちょっとそこのおねえちゃん、私にかたをかしてくれんかい。足が痛くて、下りられないんだよ。」<br />
　そう言いました。私は、ドキドキしました。そのしゅんかんから、足はガクガクなりだして、手には汗をにぎっていました。<br />
　そして、こう思いました。おばあちゃんにあわせてゆっくり下りられるだろうか、転ばせないように上手にうまく下りられるか、その思いが頭の中でグルグル回っていました。<br />
　気づくと私は、きんちょうでガクガクした足で、おばあちゃんの足にあわせてゆっくりと下りていました。そして、下の会場についたとき、おばあちゃんが、<br />
　「ありがとう。おねえちゃんがいなければ、下りられなかったよ。本当にありがとう。助かったよ。これからも、他の人にこういうふうに助けてあげなんよ。」<br />
　そう言ってくれました。私は、最初に声をかけられなかった私が、なさけなく思えてしまいました。でも、おばあちゃんの言葉は、心に深くひびきました。<br />
　私は、これからもこまっている人がいたら、勇気をふりしぼって、声をかけようと思いました。そして、このことがあって、自分はたよりにされているのだ。しっかりこまっている人を助けなければならないのだ、と思いました。<br />
　おばちゃん、私によい経験をさせてくれてありがとうございました。私は、おばあちゃんの言葉をむねに、これからもこまっている人がいたら、助けてあげようと思いました。<br />
<BR><br />
<strong>おじさんがくれた小さな親切</strong><br />
熊本県　本渡北小学校　五年　弓削真琴<br />
　<br />
「あっ。」そう思ったときには、私はもう道路にたおれていました。自転車で転んでしまったのです。<br />
　その日は、学校が早く終わったので、一度家に帰ってから出かけました。久しぶりに自転車にのったので、気をつけて行きました。<br />
　ピアノが終わり、帰るときも気をつけて帰っていたのです。ところが、道路のはしにある小石に、タイヤが乗り上げてしまったのです。<br />
　「いてってっ。」<br />
　起き上がると、自転車がたおれています。しかも、両足から血が流れています。私は、泣きたくなりました。<br />
　そのときです。見知らぬおじさんが、こっちへ近づいてきました。おじさんの手には、「よもぎ」があります。おじさんは笑顔で、<br />
　「だいじょうぶだよ。これを足につけなさい。」<br />
　おじさんは、血が出てる両足を指さしました。私は、見知らぬおじさんが、こんなにやさしくしてくれるとは思いませんでした。周りにも車が通っていたのに、だれも気づいてくれません。そのおじさんだけが来てくれて、よもぎまでつんできてくれたのです。<br />
　「ありがとうございます。」<br />
と言いながら、私はうれしくて、涙が出てくるのをがまんできませんでした。もらったよもぎをもみながら足につけて、私は家までの道を、涙をポロポロ流しながら帰りました。<br />
　その日の夜、お母さんに、そのことを伝えました。すると、お母さんは、<br />
　「親切な人と、出会えてよかったね。そのおじさんは、どんな人だったの。」<br />
と聞きました。そのとき私は、そのおじさんの顔をしっかり見ていなかったことに気づきました。だけど、とてもやさしい顔をした、私のおじいちゃんによくにた人のような気がしました。<br />
　私は今まで、だれかこまっている人がいたら、「自分にできることは、ちゃんとしてあげよう」と思っていました。だけど、自分が本当にこまったときに助けてもらって、はじめて、助けてあげようじゃないのだ、ということに気づいた気がします。<br />
　私は、あのやさしいおじさんのように、あたたかい笑顔で、「だいじょうぶだよ」と言える人になりたいと思います。親切って、してあげるのじゃなくて、自然にしてしまう行動だと思うからです。<br />
<BR><br />
<strong>あいさつ</strong><br />
熊本県　龍田小学校　六年　中田千咲子</p>
<p>　あいさつはすごいなあ、とつくづく思うようになりました。それは、あしさつをするたびに、やさしい方とたくさん出会えるからです。これから紹介するのは、特に心に残った一人のおじいさんの話です。<br />
　その方は、私が六年生になるちょっと前の春休みに、お会いしました。私は、部活へ行くために、家の近くにある橋をつっきっていました。すると、そこにおじいさんが一人ぽつんと座っていたので、<br />
　「おはようございます。」<br />
と、声をかけてみました。おじいさんは、<br />
　「おはよう。今から部活ですか？」<br />
と返してくださったので、私が「はい。」と答えると、おじさんは、<br />
　「もしかして、吹奏楽部ですか？お兄さんは、いらっしゃいますか。もしかして、お兄さんも吹奏楽部ですか。」<br />
とたたみかけるように、質問してきました。<br />
　「はい、そうですが。兄を知っているのですか。」<br />
と聞いてみると、<br />
　「ええ、知っています。お兄さんも、あなたのように声をかけてくださいました。お話を聞いてみると、吹奏楽部に入っており、こんど定期演奏会があるので、ぜひ来てください、とさそわれたので、定期演奏会に行きました。とってもすばらしかったです。お兄さんに伝えてくれませんか。ありがとう、すばらしかった、と。」<br />
　おじいさんはそう言うと、深ぶかと頭を下げて行ってしまいました。私はポカーンと口を開けて、ビックリしてしまいました。だって、自分のお兄ちゃんが、おじいさんとあいさつをして知りあって、こんどは、そのおじいさんと私があいさつをして知りあって……。<br />
　何かとっても不思議な感じがしました。あいさつで、人と人はつながるのだ。すごい、と初めて実感しました。このことをお兄ちゃんに話したら、とってもうれしそうでした。<br />
　私はこのことから、あいさつは人とつながることができる方法の一つと考え、あいさつを心がけるようになりました。学校へ行くとき、犬の散歩中のおばあさんに、<br />
「おはようございます。」<br />
と言ったら、<br />
「おはよう。いってらっしゃい。」<br />
と返してくださったり、ある日は部活に行くとき、おじいさんに、<br />
「おはようございます。」<br />
と言ったら、<br />
「ボンジュール、ナンタラカンタラ……。」<br />
と返され、びっくりしたり、と色々ありました。あいさつをすると、みんな笑顔で返して下さり、とってもうれしいし、あいさつをしてよかったなあ、と心から思います。<br />
　元気の源はあいさつなので、あいさつをして、みんなを元気に、そして笑顔にしていきたい、と思います。<br />
<BR><br />
<strong>心が通うあいさつを</strong><br />
大分県　東山香小学校　六年　德永月乃</p>
<p>　私は、学校の行き帰りに出会った人に、大きな声で元気よくあいさつをしています。私があいさつをすると、みんな笑顔であいさつをしてくれます。<br />
　学校に行くときには、「おはよう」「いってらっしゃい」と言ってくれます。学校の帰りには、「こんにちは」「おかえり」と言ってくれます。とてもうれしいです。<br />
　私が学校を行き帰りする中で、耳の遠いおばあさんがいます。低学年のころは、一度あいさつしても何も返事がなかったら、「まあいいか」と、そのまま通りすぎていました。畑仕事などをしていることが多いので、気付かないのだろう、と思っていました。でも、学年が進むにつれて、そのおばあさんのことが急に気になり始めました。<br />
　あるとき、私は学校の帰りに思いきって、側まで近づいて、<br />
　「こんにちは。」<br />
とあいさつをしました。おばあさんは、おどろいたように私を見て、<br />
　「なんかえー。」<br />
と言いました。私はもう一度、<br />
　「こんにちは。」<br />
と、笑顔であいさつをしました。おばあさんは、<br />
　「あー、こんにちは。」<br />
と、笑顔になりました。そして、<br />
　「私は耳が遠いから、聞こえるまで言うてくれるかい。」<br />
とも言いました。私は、「はい」と元気よく答えました。「そうだったんだ」、私の中のもやもやしたものが晴れていきました。<br />
　その日は、私とおばあさんがあいさつを交わした記念の日になりました。「勇気を出して声をかけて、本当に良かった」と思いました。<br />
　それから私は、学校の行き帰り、おばあさんの側に行って、聞こえるまで何回もあいさつをするようになりました。おばあさんも毎日笑顔で、あいさつをしてくれるようになりました。<br />
　ある近所のおいちゃんから、いつもあいさつをしているおばあさんのことを聞きました。おばあさんは、「あの子は、いつもあいさつをしてくれる。私が耳が遠いということを知ってから、何回でも聞こえるまであいさつをしてくれるんよ、とうれしそうにしとったぞ。ほめよったぞ。」と言われました。私は、その言葉を聞いて、すごくうれしい気持ちになりました。<br />
　私は今も、学校の行き帰り、そのおばあさんや出会う人みんなに、元気よく笑顔であいさつをすることを心がけています。あいさつをすると、心がスッキリして明るくなるような気がします。元気も出ます。<br />
　これからも、ずっと続けていきたいです。<br />
<BR><br />
<strong>笑顔の輪</strong><br />
大分県　挾間小学校　六年　吉倉錬太郎</p>
<p>　「ドキドキ、ドキドキ、どうしよう。」<br />
　ぼくの目の前に、つえをついたお年寄りが、きつそうに立っている。じゅくに向かう列車の中、ぼくの心の中で、二人のぼくがけんかを始める。<br />
　「かわらんでもいいよ。まだ、ぼくは子どもやし、荷物だって重たいし」「勇気を出して、かわってあげなきゃ。ぼくはまだ元気だから」。ぼくの心がぐっちゃぐちゃなうちに、前の席の人が立ち上がった。<br />
　「どうぞ。」<br />
　ぼくは、はずかしさで下を向いてしまった。じゅくに通い始めて、もうずいぶんたたつけれど、なかなか出ない重たい言葉は、「この席どうぞ」。まるで、言葉に百トンもの重い重いおもりが付いているように、その言葉を出せずにいると、百トンが二百トンもの重さになって、心の中にモクモク黒い雲までわいてくる。<br />
　その日は、バックが特別重かった。そんな日に限って、席はいっぱいで座ることができない。ぼくは、とてもつらかった。座りたくって、たまらなかった。<br />
　ふっと優先席に目がいったら、高校生くらいの女の人が二人、楽しそうにおしゃべりしている。近くに、お年寄りが立っている。ぼくは自分を見るようで、わざと気付かなかったふりをして目をそらせた。<br />
　「荷物、重そうだね。ここに座りな。」<br />
と声をかけられた。<br />
　「あっ、だいじょうぶです。」<br />
　とっさに声が出た。うれしかったし、心があったかくなった。ぼくも、声をかけてくれたおじさんも、にっこりおたがい笑顔になっていた。<br />
　次の日、ぼくは小さな声だったけれど、勇気を出して、<br />
　「よかったら、どうぞ。」<br />
　おばあさんに、声をかけることが出来た。<br />
　「ありがとうね。」<br />
　おばあさんの言葉を聞いたとき、ぼくの心がはれた気がした。周りの人から、<br />
　「ぼく、えらいねえ。」<br />
とほめられて、少し尻がムズムズしたけれど、なんだかとってもうれしかった。<br />
　優先席の高校生に、「そこは優先席だから……」って、注意する勇気はまだないけれど、ぼくが席をかわってあげると、周りの人がほめてくれることで、小さいけれど「笑顔の輪」が出来た。<br />
　いつか子の輪が、優先席の高校生にも届くといいな。それと、明日はもっと大きな声で、「この席どうぞ」って言いたいな。今日よりもっと心がスカッと晴れるかな、と思う。<br />
<BR><br />
<strong>わたしのおてつだい</strong><br />
宮崎県　東大宮小学校　二年　黒木美寿</p>
<p>　おぼんに、かぞくで、じいちゃん、ばあちゃんのいえへあそびに行きました。ごせんぞさまのぶつだんに、おせんこうをあげたりしました。<br />
　ばあちゃんは、おきゃくさんに、おちゃやくだものを出したりして、いそがしそうにしていました。おきゃくさんが、かえったら、<br />
　「つかれた。こしがいたい。」<br />
と言いました。<br />
　わたしは、何かできることがないかと、あたりを見ました。そろそろ夕がただったので、ごはんの手つだいをしてあげようと思いました。<br />
　白いすしめしがあったので、さしみを上にのせて、にぎりずしをつくってあげました。さしみいがいに、やさいのにぎりずしもつくってあげました。体にいいと思ったからです。<br />
　わたしのつくったすしをみんなが、おいしいとパクパクたべてくれました。中でも、きゅうりとレモンにパセリがのったすしは、みんながビックリして、わらいながらたべてくれました。<br />
　ばあちゃんも、ニコニコわらっていました。みんなで、ばんごはんを、たのしくたべました。そのあと、たべたしょっきを、だいどころへもっていきました。ばあちゃんが、<br />
　「たすかった。おいしかった。<br />
とよろこんでくれました。わたしもそう言われて、とてもうれしかったです。<br />
　いえのときも、おかあさんがつかれているときに、てつだいをすると、すごくよろこんでくれます。<br />
　これからも、ときどきはおてつだいをして、よろこばせたいと思います。<br />
<BR><br />
<strong>ぼくの一日</strong><br />
鹿児島県　西方小学校　三年　脇薗泰楽</p>
<p>　「いってきます。」<br />
　ぼくは、そう言うと、学校へ向かいます。ぼくの家は、学校からちょっとはなれた場所にあります。<br />
　ぼくは、朝おきがあまりとくいではありません。ねすごしそうになることもあります。雨がふっていたり、にもつが多かったりする日には、「家が、もう少し学校の近くにあればいいのに」と思いながら、いそぎ足で学校へ向かうときもあります。<br />
　学校に行くと中で、ぼくは、国道三号線をわたります。交さ点のところには、校長先生がまっていてくれます。そして、いつも、<br />
　「おはよう。」<br />
と言ってくれます。ぼくが、学校におくれそうな日も、校長先生はまっていてくれます。そんなとき、ぼくは、「校長先生、いつもぼくらの安全のために、交さ点でまっていてくれてありがとうございます」という気もちになります。<br />
　学校の正門をくぐると、次に会うのは教頭先生です。教頭先生は、正門や玄関まわりをほうきできれいにはいていたり、校庭の草をとったりしています。教頭先生は、毎朝かならず、学校のどこかをきれいにしています。<br />
　朝からきれいですっきりとした学校をながめると、「今日も一日、がんばるぞ。教頭先生、いつもきれいな学校で、ぼくたちをむかえてくれてありがとうございます」という気もちになります。<br />
　教室に入って、三、四年生七人の友だちと、一つの教室でべん強をします。西方小学校はふく式の学校なので、先生が四年生を教えている時間は、友だちに教えたり、教えてもらったりしています。<br />
　休み時間には、学年に関係なくみんなであそぶことが多いです。みんなとべん強したり、あそんだりしていると、「友だちっていいなあ。みんなやさしくしてくれて、ありがとう」という気持ちになります。<br />
　学校が終わって帰ると中に、おばあちゃんの家があります。ぼくの本当のおばあちゃんではありませんが、朝に会うと、<br />
　「いってらっしゃい。がんばっておいで。」<br />
　帰りに会うと、<br />
　「おかえり。学校は楽しかったかい。」<br />
と声をかけてくれます。おかしやお茶をくださることもあります。地いきにやさしく声をかけてくれる人がいるのは、とても幸せなことだと思います。<br />
　そして、「おばあちゃん、いつもあたたかい言葉をかけてくれてありがとうございます」という気もちになります。<br />
　家に帰り着いて、みんなで夕食を食べるとき、ぼくは食きをならべる手つだいをします。家族で食事をしながら、「お父さん、お母さん、いつもし事をがんばってくれてありがとうございます」という気もちになります。<br />
　ぼくの一日の中には、「ありがとう」がいっぱいつまっています。<br />
<BR><br />
<strong>ゆきちゃんのこと</strong><br />
中国　香港日本人学校小学部 香港校　五年　白井　英</p>
<p>　ゆきちゃんは、お母さんの友だちの子どもで、五才の女の子です。ゆきちゃんのお父さんが香港にいるので、夏休みに遊びに来ました。七月の終りに、わたしの家に来て、そのとき初めてゆきちゃんに会いました。<br />
　ゆきちゃんは、耳にほちょう器を着けていました。近くでほちょう器を着けている人を見るのは、初めてでした。ゆきちゃんにわかるように話すには、どうしたらいいのかな、と思いました。それに、五才の小さな女の子は苦手なので、わたしは自分の部屋に入ってしまいました。<br />
　お母さんたちはなつかしそうに話がもり上っていて、ゆきちゃんは、最初はその中にいましたがあきてきのか、わたしの部屋をノックしてきました。だれかな、と思ってドアを開けたら、ゆきちゃんでした。わたしはいっしゅん、「どうしよう」と思いました。<br />
　でも、ゆきちゃんは、わたしがこまっていることなど全然気にしないで、わたしの部屋にどんどん入ってきました。そして、わたしの部屋の中の積木や、四年生のときの理科の実験セットを次々出して、遊び始めました。<br />
　わたしはそれを見て、「遊んでいい？」と聞いてくれたらいいのに、と思いました。でも、ゆきちゃんは遊ぶ前に、わたしの方をちらっと見たのが合図だったのかな、と思いなおしました。そう思うと、さっきまで部屋にかくれてたわたしが、はずかしい気持ちになりました。<br />
　それで、ゆきちゃんと一緒に遊ぼう、と思いました。ゆきちゃんは、その後も興味がある物に指をさして、とってほしいとか、開けてほしいとか色々なことを伝えてきました。言葉で言わなくても、身ぶりでわかるんだな、と思いました。<br />
　わたしは前の学校で、少しだけ手話を習いました。でも、使ったことはありませんでした。わたしが習った「まあるいいのち」という歌を、手話でしてみました。まだゆきちゃんは五才なので、全部はわからなかったけれど、「ありがとう」と手話で言いました。<br />
　ゆきちゃんが通っているようち園では、「おはよう」の発音を習うときには、「お」の口の形、「は」の口の形、「よ」の口の形を見て、それぞれの舌の動きや息のはき方を見て、感じて、初めて「おはよー」と発音できるようになるのだそうです。<br />
　それを聞いて、わたしは、ゆきちゃんはえらいな、すごいなと感心しました。でも、わたしは、最初はゆきちゃんにわかるように大きく口を開けて、おしゃべりをすることができませんでした。<br />
　だから、もし今度ゆきちゃんやゆきちゃんのような人に会ったら、はきはきと口を大きく開けて、言葉を伝えたいと思いました。</p>
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		<title>65のありがとう(平成23年度版)を2月中旬に発行！</title>
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		<pubDate>Sun, 05 Feb 2012 09:00:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[書籍]]></category>

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		<description><![CDATA[「親切」をテーマにした２つのコンクールから今年度の入選作品を収めた珠玉の作品集 「65のありがとう(平成23年度版)」を2月中旬に発行いたします。 第27回はがきキャンペーンの入賞・入選35名すべてお名前と作品を収録しま &#8230; <a href="http://www.kindness.jp/publications/books/1218">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「親切」をテーマにした２つのコンクールから今年度の入選作品を収めた珠玉の作品集<br />
「65のありがとう(平成23年度版)」を2月中旬に発行いたします。</p>
<p>第27回はがきキャンペーンの入賞・入選35名すべてお名前と作品を収録しました。<br />
第36回作文コンクール:入賞30名はお名前と作品、入選100名はお名前のみ掲載しました。</p>
<p>価格は、１冊300円(税・送料込)です。</p>
<p>お申し込みは、申込フォーム、又は申込用紙をダウンロードしてFAXにてお申し込みください。</p>
<p><img src="/images/iconlink7.gif" alt="→"><a href="http://www.kindness.jp/publications/booksorder/">申込フォームを表示する</a></p>
<p><img src="/images/iconlink7.gif" alt="→"><a href="http://www.kindness.jp/files/sakuhinshuordersheet.pdf" target="_blank">申込用紙をダウンロードする</a></p>
<p>作品集は、来年2月上旬に発行予定です。<br />
お支払いは、作品集に郵便振込用紙を同封いたしますので、ゆうちょ銀行からお振込み下さい。</p>
<p><お問い合わせ先><br />
公益社団法人「小さな親切」運動本部<br />
作品集担当/井上・竹内・木村<br />
TEL:03-3263-2866 FAX:03-3263-3838</p>
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		<title>65のありがとう(平成23年度版)購入申込フォーム</title>
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		<comments>http://www.kindness.jp/publications/booksorder/1214#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 05 Feb 2012 08:43:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[書籍申込フォーム]]></category>

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		<title>使用済み切手・プリペイドカード、未使用はがき寄贈運動ご協力者－1月</title>
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		<pubDate>Tue, 31 Jan 2012 04:31:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>kimura</dc:creator>
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		<description><![CDATA[使用済み切手・プリペイドカード、未使用はがきを本部にお送りくださった皆様をご紹介いたします。 →　1月のご協力者]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>使用済み切手・プリペイドカード、未使用はがきを本部にお送りくださった皆様をご紹介いたします。</p>
<p><span style="color: #0000ff;"><a href="http://www.kindness.jp/activity/communitykizou/1141"><span style="color: #0000ff;">→　1月のご協力者</span></a></span></p>
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