手から手へ、「あいさつタッチ」で元気をつなぐ

嘉瀬小学校ってどんなところ?

②嘉瀬小 佐賀バルーンフェスタ有田焼、伊万里焼など焼き物で有名な佐賀県。
最近では、熱気球の国際大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の開催でも有名です。
嘉瀬小学校は、このバルーンフェスタ会場の近くにあり、毎年色とりどりのバルーンを間近に見ることができるそうです。
また、児童数は少な目ですが、毎年地域の方と合同で運動会を開催するなど、地域との交流が活発な学校です。

「あいさつタッチ」とは?

嘉瀬小学校のあいさつ運動の特長は、なんといっても「あいさつタッチ」とよばれる、ハイタッチをしながらのあいさつです。
あいさつがあまり得意ではなかった子どもたちのため、「手から手へ、元気を分け与えるあいさつタッチ」を先生が発案。
このおかげで、だんたんと元気にあいさつができる児童が増え、今ではすっかり習慣となり、地域の見守り隊の方やPTAの方とも「あいさつタッチ」をするようになりました。

④嘉瀬小 あいさつ運動③嘉瀬小 地域の人とあいさつタッチ

また、元気にあいさつタッチを返してくれた子は、その日の校内放送で発表します。20回放送されると、全校朝会で表彰するなど、やる気を継続させる工夫もしています。

あいさつ運動の効果をインタビュー

計画委員が児童や先生方に、こうしたあいさつ運動の効果をきいてみると、「すがすがしい」、「明るくなる」、「(あいさつした人と)仲良くなった気がする」、「自分を知ってもらっている」などの感想がありました。また、地域の方からは「心がやわらかくなった気がする」との声をいただいたとのこと。

手と手が触れ合うことで、人のぬくもりを感じ、よりその人が身近に感じられるようになるのでしょう。そしてなにより、朝からテンションが上がって楽しそう!きっと地域の方も児童の皆さんに、元気をたくさんもらっているのだろうなあと感じました。