各委員会が協力して、ハートあふれるあいさつ運動に!

布施小学校ってどんなところ?

②布施小 御宿海岸布施小学校のある、千葉県夷隅郡御宿町は、童謡「月の沙漠」のモチーフとなった御宿海岸がある町です。太平洋からの風が心地よく、ゆったりとした風情があって、観光地としてはもちろん、都会からの移住者が多い町としても有名です。布施小学校は、その御宿町とお隣のいすみ市が出資する布施学校組合による、全国でも珍しい組合立小学校(全国12校/平成28年度現在)です。

 それぞれの持ち場であいさつ運動

③布施小 校内放送布施小学校のあいさつ運動の特長は、学校の各委員会が連携して「あいさつ運動」に取り組んでいることです。例えば、放送室には他の委員会の代表が集まり、それぞれが校内放送を行います。

「今日、一日を元気に過ごすために、笑顔で心をこめてあいさつをしましょう」

これは、保健給食委員会からの朝のメッセージ。お昼になると、「ごちそうさまを言いましょう」などに変わります。体育安全委員会からは廊下を歩くときの注意事項が語られ、図書委員会からは友だちと仲良くすることと、おすすめの図書の紹介などがあります。同校の吉野康彦校長の話では、これらは子どもたちが自主的に相談して決めたことだそうです。

④布施小 あいさつ運動登校してくる児童へのあいさつは、計画・放送・JRC委員会のメンバーが中心になり、玄関内に並んで一斉に、「おはようございます」の声をあげていました。
ちょっと不思議なことに、教室に行ってランドセルをおろした児童たちが、どんどんその列の中に加わっていくのです。
同校は、58名という児童数ですが、最後はその半数くらいが声をあげていました。
中には、見守っていた吉野校長の肩をもみ始める児童もいて、見ていて微笑ましい様子でした。

感動!「小さな親切」を発見

⑤布施小 靴をそろえる児童さらに、ほろっときた光景がありました。あいさつ運動が終わったあと、代表委員たちは下駄箱に向かい、みんなの靴がきれいに収まっているかを確認しているのです。

両手で大事そうに靴を揃えている様子に心を打たれ、さすがは優秀校!と思った光景でした。